器具を使用した包茎手術

包茎手術にはメスを入れたり糸で固定するなど様々な種類がありますが、一番確実性が高いのは包皮を物理的に取り除いてしまうことです。ただその中でも実際の流れや値段が異なるため、自分が満足できる仕上がりにしてくれるところを選ぶ必要があります。

包皮を切除する包茎手術で比較的簡単なのは、器具を使用して行うものです。包皮と亀頭の間に筒状の器具を挿入して、それを基準としながらメスを入れていく方法です。器具は金属製なので亀頭を傷つけてしまうリスクが低く、そこまで高い技術力を必要としないのが特徴です。レーザーメスを使用して効率的に進めることも可能です。

しかし切除できる部分が限定され、そこが男性器の中間辺りに位置することが多いです。したがって包茎手術の跡が目立つ恐れがあり、人によっては包茎手術の付きものとも言えるツートンカラーにもなるでしょう。そんな問題を伴いたくなければ、オールハンドを選択するという方法もあります。

オールハンド包茎手術の強み

オールハンドの包茎手術は、大体の値段相場として15万円から30万円辺りが目安です。器具を使用した場合の値段よりも5から10万円ほど高額になりますが、医師の技量が反映されやすいです。もちろん下手な医師に当たるリスクの回避は必要ですが、確かな技術力を持った医師だと結果として大きな違いが出るでしょう。

オールハンドは文字通り手で包皮を取り除く内容で、切除範囲をある程度自由に決められるのが特徴です。ツートンカラーになったり傷口が目立つのを防ぐために、陰茎と亀頭の境界線近くにメスを入れる方法がありますが、それも基本はオールハンドです。また感度が高い部分が先端付近に集まっていることから、それを維持するために根元側の包皮を取り除くといったことができます。

器具を使用した包茎手術は亀頭と包皮の隙間にある程度の余裕があることが条件なので、カントン包茎や真性包茎には対応できません。そのような場合はオールハンドのみの選択肢になります。

まとめ

オールハンドの包茎手術は値段が高くなりがちですが、確かなメリットがあるため多くのクリニックでメニューとして用意されています。包茎手術は基本的に1度きりなので、仕上がりの高さを重視するのであれば検討してみると良いでしょう。中には値段だけ提示してオールハンドかどうかがわからない場合もあるので、事前の相談でしっかり確認しておくことが大切です。切除した包皮は元には戻せないため、リスクの防止は非常に大事です。